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社会貢献への想い
日本とベトナム双方の発展の架け橋として
ベ トナムの人材に活躍の機会を
「私たちベトナム人は、ものすごく頑張っているのに、恵まれないんです。かわいそうじゃないですか？」――これは代表の山川がベトナム人の友人から聞いた言葉です。
ベトナムでは多くの人材、特に若い人材が、語学や専門スキルを習得する事に余念がありません。中には日本が好きで、日本語の学習を進め、高いレベルでコミュニケーションできるレベルになったものもいます。ベトナムは新興国として発展を遂げているものの、出生率の高さから多くの若者が生まれ、ホワイトカラーの仕事は限られたものにしか与えられない現状があります。「私の夢は、日本の会社で日本語を使って、日本人と仕事をすることです。」こんな希望を語るベトナム人も少なくありません。
他方に日本では多くの業界で人材不足が叫ばれ、解消されるどころか、その問題は年々、顕著になっているように思います。「日本には多くの仕事があるものの、それを担う人材が足りない。逆にベトナムは、多くの人材を抱えるものの、仕事が足りない。それでは、オンラインで出来る日本の仕事を、ベトナムの人材に提供して、現地で雇用を生むことで活躍の場を与えられるのではないか？」――そんな想いから当社の事業はスタートしました。
事業の拡大により、更なる貢献を
日本に向けると自国の労働生産性が低下し、国の衰退が囁かれる現状があります。それらの解決策として、ITソリューションの活用が期待されています。DX（デジタル・トランスフォーメーション）という言葉は広くビジネスで浸透し、多く需要が生まれています。我々は、ITソリューション導入を担える人材が不足している状況を、ベトナムの人材が補い、支えることによって、また日本の課題解決にも貢献できると考えています。ベトナムは1億近い人口を抱えており、平均年齢も若く、その規模とパワーが日本の復活の一翼を担うと信じております。
事業の拡大により、更なる貢献を
元々、日本のお客様向けにITソリューションの導入や保守・運用のサービスをベトナムの人材が担うというモデルでスタートしましたが、現在では事業を拡大させています。例えば、データ入力の代行などBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）の事業も運営しております。これらで事業を支える業務は、求められるスキルレベルがITソリューションに比べて低く、現地の多くの人材に活躍の機会を与えられます。高い教育や専門的な教育を受けていなくても業務を遂行できるため、社会貢献のすそ野も広がります。また、当社ではベトナムに限らず、他の東南アジア諸国や、バングラデッシュなどの南アジアでも、同様のモデルを展開しようとしています。日本の課題解決に貢献しながら、事業をビジネスとして運営し、同時にアジア諸国で現地の人材に活躍の機会を与えることで多くの社会貢献を実現できるように努めてまいります。
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