SAP Analytics Cloud BI導入サービス

数あるBIソフトウェア中で、当社はお客様にSAP Analytics Cloudを推奨しております。ここでは、その製品の特徴についてご紹介させていただきます。

SAP Analytics Cloudの特徴

①SAP社の製品に最適化された製品アーキテクチャ

SAP Analytics Cloudは、SAP社の製品、とりわけERP製品のデータの活用を念頭に置いて開発されているため、これらと高いレベルでデータ連携ができるようになっております。また、高度なデータ連携ができるだけではなく、「ビジネスコンテンツ」と呼ばれている事前定義済みのテンプレートのようなものが多く提供されており、これらを活用することにより、スピーディーな導入を可能にいたします。他社のBI製品でもSAP製品との連携は実現できますが、連携性、導入の迅速さという点で、SAP Analytics Cloudが最適な製品と考えております。

②予測分析やAIの活用による「未来志向型」の経営を実現できる

BIシステムで散見される問題は、ERPシステムなどの実績データ中心の分析となり、それらを活用して業績などを予測することが出来ない、もしくは実現や運用に難があるという点です。一般的に予測分析を行うためには、データウェアハウスを導入して、データサイエンティストの要員を確保するという形で非常に重厚長大な対応が必要になってまいります。SAP Analytics Cloudでは業務ユーザーでも簡単に予測分析を行うことでき、より将来を見据えた分析業務を通し「未来志向型」経営を実現できます。また、進化著しいAIの活用により、人間の目では分からなかったこと、分かりにくかったことを「気づき」「発見」として与えてくれます。

③予算対比やフォーキャストの活用による高度な経営管理基盤の構築が可能

SAP Analytics Cloudでは予算管理の機能が具備されており、予算データの収集や配賦を行い、予算統制を行うことができます。これらを実績データと同じプラットフォームで連携することによって、予実対比やフォーキャスト（予測）についてもリアルタイムに実施でき、よりスムーズな業績管理が可能になります。さらに一歩進んだ「未来志向型」経営が可能になり、さらなる経営管理基盤の高度化に貢献いたします。

当社サービスの特徴

①データ連携元のシステムも理解した上でBIシステムを構築いたします

BIシステム構築でありがちな問題として、BIコンサルタントが担当するBI製品については理解しているものの、データ連携する元のシステムについても理解が浅く、業務ユーザーとのコミュニケーションが難しいという点でございます。当社では、データ連携元のシステムについても業務面、システム面で理解を深め、業務ユーザーのお考えやお気持ちを汲み取って、システム構築を進めます。特に当社では、SAPのERP製品の導入や保守・運用を手掛けていることもあり、SAPのERP製品の業務面、システム面について既に一定の理解がございます。これらを活用して、より的確でニーズを満たすBIシステムを構築いたします。

②「業務に溶け込んだ」BIシステムを提供いたします

BIシステムで見られるもう一つの問題として、BIシステムを導入しても、それらを業務や経営で十分に活用することができず、業績の改善に役立てられないということがあります。これらは各ダッシュボードやチャート、グラフが何の目的で存在し、どの様なアクションが必要か不明確なまま構築されてしまっていることが原因でございます。このような状態で構築されるため、BIシステムの利用者も状況の把握だけで終わり、必要なアクションが想起されにくい状態が続いてしまうのです。当社では、各ダッシュボードやチャート、グラフも目的を明確にし、現状の業務と連結させることに努めております。必要なアクションをお客様と一緒に考え、より「業務に溶け込んだ」アクション連動型のBIシステムの提供を行います。

③BIシステム本稼働後の「次の一手」をご支援いたします。

新しいBIシステム導入後は、業務や経営の仕方も変わり、意思決定のプロセスについても一定の変化が必要になります。当社では SAP Analytics Cloud導入後も定着化支援を通して、SAP Analytics Cloud導入への投資を最大限活かすべく、手厚いフォローを提供させていただいております。